青少年のための科学の祭典2025伊那大会

鈴木 純(森林工学科 S63)

(公財)信州農林科学振興会が協賛となった「青少年のための科学の祭典2025伊那大会」は、令和7年8月7日(木)に農学部を会場として開催されました。

「青少年のための科学の祭典」は、青少年が自然科学や技術に触れる機会を設けることで、青少年が科学技術に親しむ環境を作ることが必要との観点から、(公財)日本科学技術振興財団が主催し、全国の複数の都道府県で毎年実施している体験型の催しです。長野県においては毎年、信州大学各キャンパスの持ち回りで開催されており、今回は2018年の開催以来の伊那キャンパス開催となりました。

当日午前は雨天でしたが、昼前には天気が回復し,842名の小中高校生ならびにその保護者の皆さんらが来場しました。来場者は、大会のパンフレット片手に、農学部をはじめとする信州大学や、学外の専門的な内容のブースから興味のあるところを探して、科学の体験に興じていました。6か所のスタンプを押印して達成となるスタンプラリーも設けられて、農学部オリジナルグッズがプレゼントされました。 筆者はこれまで数回、出展者としてこのイベントに参加してきました。今回、会場係として各ブースを回ってみましたが、どのブースもそれぞれが個性豊かで、参加者はみな真剣に、そして楽しそうに科学を体験していました。参加者の真剣なまなざしから、この大会の意義がとてもよく理解できました。そして、参加者が、科学が身近なこと、より興味が持てることにつながればよいな、と強く願いました。

入場の様子
土石流
木の不思議
ヨーグルト
魔法のドリンク