東京ゆりの木会(農学部同窓会東京支部)総会を開催しました
東京ゆりの木会 幹事 宮川 均(森林工学科S60)
令和7年6月14日、第30回東京ゆりの木会(農学部同窓会東京支部)総会を千代田区麹町のレストラン「フィオリーレ」にて開催いたしました。今回はライブハウスとしても使われる会場で、ステージのドラムセットやキーボードが非日常の雰囲気を醸し出す中、信大同窓会初の女性会長である島津洋子会長(園S59)が開会の挨拶を行いました。
続いて来賓の辻井農学部同窓会会長及び米倉農学部長よりご祝辞を賜り、同窓会や大学の現状についてお話をいただきました。総会では、事業報告、会計報告等とともに農学部80周年記念大会への協力が提案され、今後の活発な同窓会活動に向けた機運が高まりました。
総会に引き続き行われた講演では「農学部生ならなんでもできる」という力強いタイトルで、日本体育施設(株)代表取締役会長の奥裕之氏(林工S54)に登壇いただきました。東京オリンピック・パラリンピック組織委員会に出向し、国立競技場で大会運営に携わられた熱いご経験をお話しいただき、参加者は皆、農学部で培われた知と行動力に感銘を受けました。
また、松島先生より「信州大学農学部創立80周年記念事業のお知らせ」として記念式典やホームカミングデーの詳しいご案内があり、母校への想いを新たにする機会となりました。
懇親会では世代を超えた27名の同窓生が、伊那の地酒「漸九郎(宮島酒造)」「夜明け前(小野酒造)」を試飲しながら、学生時代のクラブ活動や山での思い出を語り合ったり、仕事の情報交換を行ったりそれぞれ親交を深め、締めくくりは城戸顧問の発声による「春寂寥」の斉唱。参加者全員が一体となり、信州大学農学部同窓生の絆を再確認しました。
参加いただきました皆様に感謝申し上げますと共に、今後もこの繋がりを大切に、さらに多くの方が集えるよう、ぜひ同窓生の皆様にお声がけをお願いいたします。

